公立高校推薦入試用の志望理由書を出さなくちゃ
大学へ行って研究者になりたいだけじゃ、地味だわね。インパクトが無い
夢は大きく!東大に進学後は大学院でマサチューセッツ工科大学を目指すとでも書きますか(笑)
夢を叶えたその先で、自分が世の中でどう役に立ちたいと考えるのか、社会の一員としての視点も入れようか
国立大学への進学を目標に掲げて、 高校を公立で考えるなら、地域のトップ校に進学することが重要です。
一つずつ解説します。
高校は地域のトップ校を目指そう
「大学受験をするつもりなら、高校はどこに行ったとしても、そこでがんばれば、夢は叶う!」みたいなことは考えない方がいいですよ。
学力をつけて、実力での進学を考えるなら、目標校を目指せる高校に入っておく必要があります。
大抵は、藩校の流れを汲むような高校が、地域の名門校になりがちです。しかし、先生方と保護者が、がんばって進学実績を向上させたトップ校も視野に入れましょう。
受験前に進学実績をきちんと確認して下さいね。
地域の公立高校の偏差値は、きれいに階段状に並びます。総合選抜でもない限り、同じような偏差値になることはありません。どの高校に行ったかで、「中学校でどれくらいの成績を取っていたのか」が、まるわかりです。
偏差値は、あくまで人気のバロメーターです。定員に対して希望者が多ければ高くなっていきます。勝負する種目が学力試験だからです。
倍率が低ければ、入試の難易度は低くても、進学実績はめちゃくちゃ高くなることも。
コスパよしですね。♡
受験が「学力で勝負する戦い」である以上、「学力が向上する環境」を整える必要があります。
地域のトップ校にはノウハウの蓄積がありますし、切磋琢磨するクラスメイト達がいます。教材一つとっても、各高校で変わります。先生方は受験について最新の知識を求めて、研修にも行かれます。
学校が、生徒の拘束時間を長くして、課題をどっさり出すだけで、学力が上がるわけでもありません。勉強させれば合格実績が上がるというわけではありません。ノウハウ大事です。
また、成績上位の学校の方が、学祭のクオリティなどもが高いですよ。これは大学にも同じことが言えるかも。
加えて、勉強でわからないことがあったときに、クラスメイトが教えてくれる環境、一緒に考えてくれる環境は貴重です。自分自身も、人に教えることで知識の定着につながります。トップ校には、高い目標を掲げて入学してくる生徒がとても多いので、刺激にもなります。
ちなみに、高校に限ったことではありませんが、最上位層はあまり変化しません。
そして上位層の成績は団子になります。努力で下から上がってくる子もいますが、トップに躍り出るほどにはならない。中学時代は100点までしかないのですが、高校は200点満点の試験もあるし、時間も数学180分(東工大)など、やることが底知れないためです。💦
そしてなにより、上位グループは立ち止まったりしないので。
それでも、ある程度の方法論は確立されています。信じて進むことが大切です。
推薦入試があればチャレンジしてみよう
高校受験では、公立高校一択だったので、チャンスの幅を広げるために推薦の試験を受けることにしました。(2回受験できるぅ。(^▽^)/)
私立高校は受験しませんでした。都会ではないので選択肢が無く、行かせたいところがなかったのです。
当然のことながら、各学校のエースが受験してくるし、倍率も3倍超。厳しい戦いになることは、想像できていました。
一般受験用の勉強時間を削って、志望理由書を作成。面接の練習は、鏡を見ての発声練習、話終わりで口角を上げるなど、全力で取り組みました。
面接などは、大学受験や院試や就職活動で必要なスキルです。今、取り組んでおいて損はありません。
息子の通う中学校では「特殊技能検定の問題への対応は、一切しないからね!」ということだったので、ここはお金をかけるポイントだと考え、推薦対策のためだけに、中3の12月から、それまで時々お世話になっていた塾に入塾しました。週2回。(それまでは夏期講習など、ポイントで通塾)
試験の内容は、高校数学の内容もあれば、用意された道具で実験をして、結果から自分の考察を話すようなものまで様々でした。
気をつける点は、子供って案外プライドが高いので、たった一度不合格を食らうと「もう全部無理」みたいになることがあります。一度彼氏に振られたら「もう男はイイ。」みたいな?(笑)
不合格のダメージに耐えられるか、チャレンジする前に子供とよく話し合いましょうね。
高校受験で区切らないようにしよう
この試験は非常に厳しい。内申点も低いしね。まぁ、不利だよね。ただ、この試験に真正面から向き合って取り組んだ諸々には、すごく価値がある。
うん。おかげで、なぜこの学校に入りたいのかがすごくはっきりしたし、初めてのことにたくさんチャレンジして、自分の殻を破った気がする。
この試験に落ちたら、一般受験で勝てばいい。なので、とにかくダッシュ。がむしゃらにがんばってくれ
わかった~!
そして大事なのはここから。高校入学はできるだろう。希望の○○科に入れなくても、△△科で拾われると思う。で、この「がむしゃらにがんばる」を夏休み前まで続けてほしい。ダッシュしたまま、夏休み突入前まで走り切る。何があろうと、とにかく立ち止まらない。よい?
わかった~!
いや、わかったんか~い!(笑)
今、自分がいる位置の先を見せましょう。
一区切りなどない。大学受験まで、もっというとその先も、道は続くのです。
結局予想通り推薦入試は落ちまして、先に合格した塾のメンバーには、
「合格おめでとう。俺もすぐ追いつく!」
と宣言したようです。
最後は一般入試で希望する○○科に合格。休むことなく走り続けて、最初の実力テストで学年1位になれました。
最初の実力テストって超大事なんですよ。
卒業するまで、成績の順位ってあまり変化しないようなので。
うふ。💛
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