経済格差が教育格差ってやつに逆らってみたい
はぁ?
ところでランドセルの色は黒が希望だったね。サンタクロースが持ってきたよ。よかったねぇ!
わお!
お金の使い方には、消費、浪費、投資が存在します。子育てと教育にももちろん存在します。ところが通常のお買物と違って、この区別をつけるのは心理的に非常に難しいのです。かわいいわが子を思えばこそ、お金を出さないことが間違っているような感覚に陥ることも多かったです。
小学校入学前に、ランドセルとか学習机とか買いますよね。
ピカピカの1年生なんだし。新品でいいやつ買いますね、お祝いですものね。
息子のランドセルは入学前の12月に早々と届きました。
クリスマスの朝、枕元に置いていた靴下の上にあったから、 サンタクロースが持ってきたんです。
たぶん。
無邪気に喜びましたよ。よくよく考えたら、プレゼント一回損してるんですけど。(笑)
ランドセルの需要が完全になくなるその年の5月くらいに、何年越しかよくわからない型落ちをネットで格安で購入して、押し入れに隠していました。てへっ。
12000円くらいでした。1年あたり2000円ですね。(笑)
プレゼントのランドセルは子供の希望していた黒でした。、イマドキ探すのが難しいくらいのシンプルなランドセルです。本当にシンプルなものって無いのです。
一切壊れることもなかったので、卒業までの6年間、きっちり仕事をしてくれました。というか、捨てるのが忍びないくらいに美品のまま仕事を終えました。
今どきのランドセルって、セミオーダーで色も素材も選べたり、いろんな技術で疲れにくい仕様になっていたり、親が持っててくれる前提で、それ用の取っ手までついていたりします。
すごいのはランドセルのふた?を降ろせば、金具が勝手にハマって、しかも90度回転して、ロックまで自動でかかります。「テクノロジーがすごすぎる。」
6年背負うものだから、こだわろうということなんでしょう。
一度、一年生の女子に「ランドセル水色なんだね~。」と話しかけたら、「ターコイズだから!」と強めに返ってきました。💦
色も単純ではなさそうです。
学習机を準備しないといけませんので、教育委員会が放出した学校の机と椅子を、タダでもらってきました。外に積んであって錆がひどかったので、 車用のメタリックのスプレーをかけて仕上げました。それなりにきれいになりましたよ。
入学式のときに、教室に入って初めて自分の席につきますよね?
机には自分の名前が大きく書いてあって。
そのときの息子は「おお、学校の机って俺のと同じじゃん。」だったようです。
机は単純にうれしそうでした。自分だけの場所ができたから。
たとえリビングの端っこでも。うふ。💛
体が大きくなったから、さすがに机は小さくなりまして、次に折りたたみテーブルを置きました。
前足に100均で買った来たかさ上げの部品をかまして、設計士の机みたいに角度をつけています。
漢検を受けに行った私立大学の机が、角度がついていてよかったんだそうです。
勉強するのになんの問題もないです。引き出しはないですけど、別に入れるものもないですし。
参考書も問題集も中古品を利用。以前はブックオフオンラインをよく利用していましたが、最近はメルカリです。前のオーナーが重要箇所に印をつけていたり、途中で挫折したりしてるのがおもしろいです。
義務教育は脱ゆとりになってるし、カリキュラムも変わっているので探しても載っていない分野があったりしますが。ww
うちには子供部屋は無いけど、大人部屋があります。そこには私と主人の机があります。
「部屋と机が欲しければ、大学に現役で合格して一刻も早く家を出ろ!」
寝起きもリビングです。
リビングの端っこから東大を目指しています。ww
親が子供のためを思って、お金をかけることは悪いことではありません。ですが、高額なランドセル、お受験、そのための塾代、いろいろな業界が「お子様にはこれが必要です!」と迫ってくるのにただ乗せられるのは違うだろうと思っていました。
子育てと教育の中には、浪費になるのか投資になるのか親の判断で変わってくるものが混ざっています。
子育てと教育において、私の判断基準が他人と異なることが多かったのは、この二つの違いなんだろうと思います。
「子供のため」
子供を愛していたら、なかなか抗えない言葉です。
「いいの。子供の為なんだから私立でもなんでもお金出す。」というママがいたり、
「滑り止めで受けたけど、子供が受かっても行かないって言ってるの!受かったんだから入学金納める!」って泣くママがいたり。
「これは一体なんだろう?」と思ってました。
たぶん、親の自己満足ですね。💦
投資というならリターンを考えなくてはいけません。
ノーリスクノーリターン。我が家ではリスクを恐れず、私立受験をしないで国立一択にしました。
(なんせ一回目なんで。)
国立前期は、共通テスト次第で二択を準備。後期も二択です。たとえ後期に合格しても、浪人したいならさせることにしました。
大学へ行く最優先の目的は、研究予算の潤沢な場所で学問を究めていくことなので、そこを軸に決めました。たとえ、僻地でも~。(≧∇≦)
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